恵比須、代官山エリアのエステティックサロン「ホロスサンクチュアリ」の健康コラム

症状別アドバイスINDEX

※女性特有の『お悩み症状』についてのちょっとしたコメント。
  普段の生活のヒントになれば嬉しいです。

自然療法INDEX

※東洋と西洋の自然療法についての簡単な解説。
  ほんの概略のみですが、ご興味があればお読み下さい。

症状別アドバイス

慢性疲労

忙しく働き続けている人の中には、「疲れがなかなか取れない」、「何となくダルイ」、「やる気がしない」、「集中力に欠ける」といった症状を感じている方も多いのではないでしょうか。
ちょっとした疲労や気力の低下なら数日で回復しますが、休んでもなかなか回復しないような慢性的な疲労は、毎日不快なだけでなく、積もりに積もると、他の病気の原因になっていく可能性もあります。
この慢性的な疲労の原因は、主に肉体的負担・精神的負担(ストレス)による内蔵機能の低下や、体内の血・気の流れの停滞、老廃物の蓄積などが考えられます。心身のバランスが偏ることにより、内臓機能が低下することもあります。また、睡眠不足や食生活の乱れも、この症状を悪化させる要因となります。
普段は気にならないような疲れやストレスも、日に日に蓄積されていくと、心身に大きなダメージを与えていきます。 疲労感のないイキイキとした毎日を送るためにも、できるだけ、その日の疲れはその日のうちに取り、疲労を溜めないことが大切でしょう。
ケアのポイントは、心身のリズムを意識的に整え、バランスを整えること。また、ストレスを溜め込まないことです。
具体的には睡眠のリズム、食事のリズム、運動のリズムを正常化させ、心身をリラックス・リフレッシュし、人間が本来持つ自然治癒力が十分働く身体にしていくことです。
なお、疲れたからといって、サプリメントや栄養ドリンクに頼ってしまうと、一時的な効果は期待できるものの、根本的な回復にはつながりませんので注意が必要でしょう。

入浴
疲労感を取り除き、身体のバランスを整える対策として、まずお薦めしたいのが入浴です。38〜40℃のお湯での半身浴がオススメですが、寒い冬は43℃ほどの全身浴で温まりましょう。血行が促進され、老廃物や疲労物質などが汗から排泄され、からだ全体が正常なリズムを取り戻し、疲労が回復していきます。その日の疲れはその日のうちに取り除くという心がけが大切です。シャワーのみでは表面だけが温まり、体の芯から温まることができませんので、1日1回はきちんと湯船につかった方が良いでしょう。
なお、一時的に実行するだけでは効果が薄いので、疲労の強い方ほど、ぜひ継続的に続けて、ゆっくり確実に体内バランスを整えてください。
入浴タイムは、バスタブに発汗効果のある入浴剤やアロマオイルを入れると効果がアップするでしょう。神経の緊張・ストレスを和らげたい時は、リラックス効果のある「ラヴェンダー」や「カモミール」、脳や神経を活気づけリフレッシュしたい時は「ローズマリー」、「レモンバーム」、「ペパーミント」など、その時の体調や気分に応じて使い分けると良いでしょう。アロマの心地よい刺激は、脳を活性化させ、人間本来の生命力を呼び覚ますので、入浴中は、ゆっくり深呼吸をすると、さらに効果が高まるでしょう。
食事
栄養バランスのとれた規則正しい食生活を心がけましょう。
野菜やビタミン・ミネラル
の多い食べ物を摂り、消化器官に負担をかける肉類や油、イライラ・無気力の原因となる甘いものは控えましょう。
運動
適度な運動を行い、ストレスや肉体的負担に負けない基礎体力をつけましょう。
入浴後の軽いストレッチも効果があります。
心がけ
慢性疲労、気力の低下は、一種の自律神経失調の状態ともとれます。ストレスを感じないような考え方をするように心がけたり、アロマや入浴、ヨガなど、自分なりのストレス解消法をみつけて、疲労やストレスを溜めこまないようにしましょう。
また、重度の疲労は、今の生活に見直しが必要ではないか、という体からのシグナルと捉えることも出来ます。少し立ち止まって、今の自分をゆっくり見つめ直す良い機会かもしれません。
ティータイムに
「疲れたな」と感じたら、リラックスを目的としたティータイムを意識的にとりましょう!何も考えず頭と精神を開放してあげるのがコツです。
  • 「タイム+セージ+リンデンフラワー +レモンバーム+ラベンダー」のブレンドティー
    緊張した神経を静め、元気を与えます。
  • 「シナモン+ハイビスカス+ローズヒップ+ローズ」のブレンドティー
    ビタミン・ミネラル成分がエネルギー代謝を高め、疲れを取り払います。

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冷え

「冷えは万病のもと」と言われる通り、体の冷えは、むくみ、生理痛、頭痛、肩こり、神経痛、腹痛、胃腸障害など、多くの病気や体調不良の引き金となると言われています。
私たちの体の生命活動を維持しているのは、内分泌、神経、免疫機能の相互作用です。体温調節が正常であれば、この相互作用も正常に機能しますが、「体が冷える」と、内分泌、神経、免疫機能のバランスが大きく乱れ、健康が害されていきます。まさに、「冷えは万病のもと」と言われるゆえんです。
特に女性にとって冷えは大敵。冷えが原因でホルモンバランスが崩れ、生殖器系に悪影響を及ぼし、生理痛や生理不順、不妊症や不正出血などをおこすことがありますので、日頃から体を冷やさない工夫をすることが大切です。
冷えの原因のひとつは、「血行不良」です。血液の循環が悪いと、体温が体の隅々まで伝わらず、末端冷え性になります。末端が冷えていると、手足まできた血液が冷えて、その血液が内臓に戻ったときに、内臓をも冷やしてしまいます。その結果、内臓の機能低下が起こり、さらに冷えを悪化させます。
2つ目の原因は、「胃腸機能の低下」です。胃腸が食べ物を消化吸収する過程で熱が発生し、これが体温となりますが、胃腸の機能が低いと、熱産生効率が下がり、からだの冷えをもたらします。

食生活
「人参」「しょうが」「ごぼう」「ネギ」「小松菜」「にんにく」等は、血液をサラサラにして血行を促進させ、体を温める効果があります。 反対に、「なす」「トマト」「バナナ」「メロン」「すいか」などは体を冷やしてしまいます。特に、熱帯産の食べ物は、体の温度を下げる作用があるので、摂り過ぎには気をつけましょう。また、糖質や動物性脂肪は、血液の中性脂肪を増やしたり、コレステロールを溜めたりするので、血液の巡りが悪くなり、冷えにつながっていきます。
運動
筋肉が弱いと血液の循環機能が低下し、冷えにつながります。適度な運動をして新陳代謝を高め、血行を促進させましょう。
心がけ
ストレスを感じると血管が収縮し、体の隅々まで血液が行きわたらず血行不良となり、冷えにつながります。まずは、ストレスを溜めず、心身をリラックスさせて血行を良くする工夫が必要です。
入浴
体を芯から温めるためには、シャワーのみで済まさず、38〜40℃ぐらいの半身浴などで長時間じっくり温まりましょう。もし半身浴中に、肩が寒くなってきたら、乾いたタオル等を羽織って体を冷やさないようにしましょう。寒い冬は、40〜43℃位の温度にし、湯量も多目にした方が良いでしょう。 入浴後、体が冷えないうちにベッドに入ることも大事なポイントです。また、浴槽に、漢方入浴剤などをいれると、保温効果が高まります。アロマオイルを入れるならば、「ベルガモット」、「オレンジ」、「レモン」など血行促進効果のある柑橘系の精油や、同じく血行促進効果のある「ローズマリー」や、発汗作用のある「ジャーマンカモミール」が良いでしょう。「ジンジャー」を加えるとさらにポカポカ温まります。
環境
現代では夏でもクーラー等で体が冷えてしまう環境にあります。また寒い冬にファッション性を重視して薄着を続けたり、細いヒールを履いたりする傾向も、冷えを悪化させます。温かい衣服や厚手の下着をはき、保温効果のあるグッズを利用して、常に体を冷やさないよう工夫をしましょう。
ティータイムに
血行を促進する作用のあるハーブ、お腹を温める効果のあるハーブ、ホルモンのバランスを整える作用のあるハーブなどを選びましょう。
  • 「シナモン+ペパーミント」のブレンドティー
    「シナモン」はお腹を温め、冷えを解消します。
    「ペパーミント」には血行を促進する作用があります。
  • 「ジャーマンカモミール+ローズマリー」のブレンドティー
    「ジャーマンカモミール」は体を温めホルモンバランスを整えます。
    「ローズマリー 」は血行を促進し、コレステロールを下げる作用があります。
  • 生姜湯

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むくみ

水分は、私たちの体にとって必要不可欠な要素です。酸素や栄養は、水分と一緒に動脈から毛細血管に染み出し、細胞内に送り届けられます。さらに、老廃物が水分と一緒に毛細血管やリンパ管に吸収され運ばれていきます。
しかし、人体にとって重要な水分も、血液やリンパ液の流れが良くないと、細胞内に溜まっていまい、これが「むくみ」の原因となります。
一般的にむくむ体質の人は、血液やリンパ液の流れが悪く、水分の代謝が滞っています。
特に、体の「冷え」は、血液やリンパ液の代謝を悪くし、むくみの大きな原因になります。 また、腎臓の機能に問題がある場合も、「むくみ」の原因となります。腎臓に問題があると生成される尿の量が減少しますので、その分、体内に水分が溜まって、それがむくみになります。特に顔やまぶたが腫れぼったくなります。
また、心臓の機能が弱い場合も、血液が上手く循環されず、毛細血管に水分が溜まり、足がむくみやすくなります。 その他にも、生理前や生理中に体がむくむように、ホルモンの作用により、水分が体内に滞りやすくなる場合があります。
このように、むくみの原因には、五臓六腑の機能が低下している場合が多く、むくみを緩和させるためには、この五臓六腑の機能を正常に働かせ、代謝を促すことが必要となります。

食生活
塩分はむくみの原因になるので取りすぎは控えましょう。また、根菜や小豆、玄米などの体を温める食べ物や、利尿作用のあるハーブティーやハト麦茶などをとると良いでしょう。
運動
ウォーキングなどで筋肉を適度に動かし、リンパと血液の流れを良くすることが効果的です。入浴後のストレッチや、寝る前のマッサージも良いでしょう。
冷え防止
体が冷えると血行が悪くなり、むくみの原因になります。特に下半身の冷えは大敵ですので、頭寒足熱を心がけ、体を冷やさない工夫が大切です。
アロマ・マッサージ
むくみを緩和する効果のある精油を使って、体のマッサージをし、むくみを解消しましょう。
下記のオイルをブレンドし、むくみやすい部分を優しくマッサージします。お風呂上りの体が温まっている時に行うと効果的です。
マッサージ・オイルの作り方
ベースオイル スイートアーモンド油 30ml
精油 ジュニパーベリー、サイプラス、ラベンダーを3、4滴ずつ
足浴
発汗と利尿作用のある「ジュニパーベリー」と、血行促進効果のある「セージ」で足浴し、足のむくみを解消しましょう。さらに、足裏のツボ押しやふくらはぎのマッサージをすると、一層効果が高まるでしょう。
ティータイムに
  • 「ジュニパーベリー+フェンネル+レモンバーム+ペパーミント」のブレンドティー
    利尿作用と発汗作用のある4種類のハーブをブレンドします。余分な水分や老廃物が排泄され、むくみが解消します。

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生理前症候群(PMS)、生理痛、生理不順

【生理前症候群(PMS)】
生理の前に起こる、憂鬱感、いらいら、緊満感、肌荒れ、むくみ、便秘といった、あらゆる不快症状を生理前症候群(PMS)と呼んでいます。 この原因は、女性ホルモン分泌など内分泌機能の異常が原因とも言われていますが、近代医学ではその原因の詳細は明らかになっていません。また、生理前症候群が体の症状だけでなく、いらいらや憂鬱感など、心の症状も伴っているのは、ホルモン系(内分泌系)と神経系とが、お互いに密接に影響を及ぼしあっているためと考えられています。


【生理痛】
生理痛は、鈍く重い痛みや、腹部が張るような痛みであり、むくみや下痢・便秘、いらいら、憂鬱感をもたらしたりします。症状には個人差があり、また必ずしも毎回、同じ症状になるわけではありません。 生理痛の主な原因は、ホルモン(内分泌)系や自律神経の失調です。精神的ストレス、冷えや血行不良、食生活の乱れなども症状を悪化させる原因となります。また子宮筋腫や子宮内膜症などの疾患が原因となって、生理痛が起こる場合もあります。


【生理不順】
生理は、ホルモンバランスに基づき一定の周期で繰り返されますが、ホルモンバランスの乱れや、精神的ストレス、プレッシャー、臓腑機能の低下、血行不良、睡眠不足など、様々な要素が複雑に影響しあい、生理不順が起こることがあります。

女性の生理の悩みには、ホルモン(内分泌)系や自律神経系の失調が大いに関係してきますが、体内のバランスを整えること、ストレスのない生活をおくることが、症状を緩和させるための大原則といえるでしょう。

運動
適度な運動と自然の摂理に従った生活で生体リズムを調整しましょう。良質な睡眠やリラックスタイムを十分取り、体内バランスを整えましょう。
食生活
バランスのとれた規則正しい食生活をおくることが大切です。貧血気味の人は、血をつくる食材、血の巡りを良くする食材を摂るのも良いでしょう。また、甘いものやカフェインなどは、症状を複雑にするので、極力控えると良いでしょう。
冷え防止
女性にとって冷えはとにかく禁物です。特に下半身の冷えは大敵。頭寒足熱を心がけましょう。体を冷えから守り、温めることで生理痛などの症状はかなり解消されます。
アロマ・マッサージ
痛みを感じる部分を、オイルで優しくマッサージをすることで、痛みを緩和させることができます。 マカデミアナッツ油などのベースオイルに、月見草を10%ほど加えて、ローマンカモミールなどを6滴ほど加え、円を描くようにマッサージします。
マッサージ・オイルの作り方
ベースオイル 1:マカデミアナッツ油 27ml 2:月見草油 3ml
精油 クラリセージ、ゼラニウム、ローマンカモミールなどを計6滴ほど
ティータイムに
  • 「ジャーマンカモミール+ラズベリーリーフ」のブレンドティー
    「ジャーマンカモミール」は、ホルモンバランスを整えます。「ラズベリーリーフ」は、鉄分を含み、子宮筋や骨盤の筋肉を正常にします。
  • 「シナモン+ローズマリー+ターメリック(ウコン)」のブレンドティー
    「シナモン」は、体を温めホルモンバランスを整えます。「ローズマリー」には、痛みを緩和させる作用があります。また「ターメリック」は、鉄分豊富で貧血を予防します。

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便秘

現代女性の半数以上が便秘をかかえていると言われています。
食事が欧米化し、PCでのデスクワークが増えて運動不足になりがち、、その上、毎日忙しく朝ゆっくりトイレに行けなかったり、疲労やストレスで体が硬直状態だったり、、、現代社会での生活には、便秘になる要因がたくさん潜んでいます。一方、発展途上国には、便秘の症状はほとんどみられないと言われています。
便秘は不快なだけでなく、毒素が体内に溜まっている状態であるため、吹出物などお肌に良くない症状も出ますし、最近では、大腸ガンへの影響も指摘されています。
ついつい便利な下剤などに手を出してしまいがちですが、薬はクセになりやすいですし、便秘である体質自体を改善するものではありません。使用には十分注意し、できるだけ自身の力で改善していった方が良いでしょう。
では、 便秘体質を改善し、気持ちいい毎日を送るために、まずは便秘を引き起こす原因を探っていきましょう。

便秘の主な原因
  1. 運動不足(下腹部に筋力がないと腸のぜん動運動が弱くなり、便秘しやすくなります。)
  2. 食事の欧米化(野菜や穀物などに含まれている食物繊維の摂取が不足し、便秘の大きな原因となっています。)
  3. ストレス(強いストレスは自律神経系に影響を及ぼし、便秘や下痢などの症状を引き起こすと言われています。)
  4. 排便の習慣がない(朝忙しくて、排便の時間を十分確保できないと、排便の習慣が身につきません。)
  5. 冷え
では、しつこい便秘を改善するためには、どのような対策があるのでしょうか。
食生活
水分や食物繊維の多い芋類、野菜をバランスよく摂りましょう。食物繊維の豊富な玄米やさつまいも、ごぼうやブロッコリー、青菜などの野菜、その他プルーン、ヨーグルト、オリーブオイルなど、便秘解消効果の高い食べ物を、積極的に食事に摂り入れましょう。なお、偏食や無理なダイエット、糖分の摂り過ぎは、便秘を悪化させてしまうので控えた方が良いでしょう。
運動
適度な運動を習慣化しましょう。ウォーキングなどで腹筋・下半身を鍛えると効果があるでしょう。一日30分程度の散歩だけでも違ってきます。また、腹式呼吸を心がけるのも良いでしょう。夜は、下腹部を鍛えるようなストレッチ体操をしたり、手の平で下腹部を時計回りにマッサージするのも効果的です。
排便の習慣をつける
便意を感じたら我慢せずに排便するようにします。朝、忙しくても時間をとり、排便の習慣をつけましょう。
心がけ
規則正しい生活を心がけましょう。また、意識的にリラックスする時間を設け、ストレスを溜めこまないようにしましょう。
オリーブオイルで便秘を解消
オリーブオイルは、腸に膜を張り、便の流れをスムーズにすると言われています。便秘が酷い時は、大さじ一杯程度の、常温のオリーブオイルを摂取すると良いでしょう。
注意1:その日の食事は油分をとりすぎないよう、うまく調節しましょう。
注意2:オリーブオイルは熱を加えず、常温で摂取するようにしましょう。イタリア料理のようにパンにつけて食べるのが典型的な例です。
便秘を改善するマッサージ
下記のオイルを混ぜ合わせたマッサージオイルを作り、下腹部(腸のあたり)を、時計回りにマッサージします。内部から動かす感じで、ゆっくり丹念にマッサージしましょう。あわせてストレッチも行い、腸の働きを促します。
マッサージ・オイルの作り方
ベースオイル アーモンド油、あるいはマカデミアナッツ油 30ml
精油 フェンネル2滴、マジョラム2滴、ローズマリー2滴
ティータイムに
  • 「フェンネル+マリーゴールド+ハイビスカス」のブレンドティー
    「フェンネル」は腸内のガスを取り除き、便秘を防ぎます。「マリーゴールド」には、腸のぜん動運動を活発にする作用があります。「ハイビスカス」には便秘や肌荒れを防ぐ効果があります。

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肩こり

一日中デスクワークで椅子に座りっぱなしだったり、パソコンの使用で長時間同じ姿勢を続けたり、、、現代人は肩こりをおこしやすい環境下にあります。
PC作業などで、ずっと同じ姿勢を続けていると、筋肉が収縮され血管が細くなり、筋肉が酸素不足を起して「乳酸」を発生させます。この乳酸により、さらに筋肉が収縮し、筋肉がこわばった状態になり、痛みが発生したりして、これが肩こりになります。
また最近では、精神的ストレスや冷えなどで、筋肉が緊張、血管が収縮して、肩こりに見舞われるケースが特に若い女性に多くみられます。
肩こりに悩む人の中には、クイックマッサージや整体を利用されている方も多いかもしれませんが、慢性化しているようでしたら、外部の治療だけでなく、日常生活での細かいケアが必要かもしれません。
まずは、肩こりの原因となるような日常生活の習慣を改め、肩こりを未然に防ぎましょう。それでも、肩こりが生じてしまったら、肩こりは筋肉疲労と血行不良ですので、マッサージや入浴、適度な運動などで、患部を温め血行を促し、疲労物質を取り除きましょう。

オフィスでのケア
まずは、長時間同じ姿勢でいることを防止しましょう。デスクワークの人は、自分なりにルールを決め、適度に休憩をいれましょう(例えば40分作業したら5分休むなど)。休憩中に肩を回すなどの軽いストレッチをするのも効果的です。
ご自宅でのケア
マッサージやアロマテラピー、入浴など、自分の生活や好みに合った方法をセレクトし、その日の疲労とコリは、その日のうちに取るように心がけましょう。ストレスや疲労を溜めこまず、リラックスするのもポイントです。
運動
筋肉の緊張と弛緩を繰返す運動やストレッチ等で筋肉を鍛えましょう。また、筋肉痛にまでなるようなハードな運動は控えましょう。
入浴
慢性的な肩こりを感じている方には、一日一回、38℃〜40℃のお風呂に入ることをオススメします。血液やリンパ液の循環を促進し、その日に溜まった疲労物質を取り除きます。
浴槽には、「ラヴェンダー」、「ジャーマンカモミール」、「ローズマリー」、「マジョラム」など、鎮静・消化作用、血行促進、疲労回復作用のあるハーブや精油を入れると効果的でしょう。入浴後には、ゆっくりとリラックスしながら軽くストレッチをして、筋肉をほぐし、こわばりを緩和させましょう。
オイル・マッサージ
下記のオイルを混ぜ合わせたマッサージオイルで、体の痛い部分を優しく撫でることで、筋肉疲労や神経の緊張がほぐされ、血液やリンパ液の流れが良くなり、肩こりが緩和されます。入浴後に行うと、より効果的でしょう。
マッサージ・オイルの作り方
ベースオイル セントジョンズワート 20ml
(セサミオイルやマカデミアナッツオイルなどでもOK)
精油 鎮静作用のある「ラベンダー」や「ローマンカモミール」、
活性化作用のある「ローズマリー」などを計5、6滴
湿布
肩こり・腰痛がひどい方は、湿布を患部にあてて痛みを緩和させる方法もあります。
  1. 容器に「ジャーマンカモミール」のハーブを10〜15mlほど入れ、100mlのお湯を注ぎます。
  2. 15分ほど蒸らしたら、ハーブをザルなどでこし、残り湯にタオルを浸します。タオルを軽く絞って、肩や腰に5分ほど付けましょう。
血行が促進され、ジャーマンカモミールの炎症作用と芳香効果によるリラックスで、こりが緩和されます。

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眼精疲労

仕事で長時間集中してパソコンを使ったり、移動中に揺れながら携帯メールをしたり、コンタクトレンズを一日中使用したり、、、現代人は無意識のうちに眼を酷使し、眼精疲労や、ドライアイを引き起こしています。また、合わない眼鏡・コンタクトの使用や、睡眠不足、ストレスなども、眼精疲労やドライアイを引き起こす原因となっています。
さらに、眼の疲れは、肩こりや頭痛、イライラなど、他の症状も招いてしまうことも少なくありません。
日常生活の中で、いかに意識的に眼を休め、いたわるかが、眼精疲労の改善の一歩です。

食生活
ビタミンAは、目の細胞や粘膜の新陳代謝を高めます。ビタミンA を多く含む「レバー」や「緑黄色野菜」などを、バランスよく食事に摂り入れるとよいでしょう。
睡眠
良質な睡眠を充分とり、じっくり眼を休めるようにしましょう。寝る前に眼周りのマッサージをしたり、アイピローをしたりすると、より効果が高まるでしょう。ラベンダーのアイピロ−は、眼回りの筋肉の緊張を和らげ、眼精疲労を緩和します。
オフィスでのケア〜パソコンとの付き合い方〜
パソコンを使用するとき、ちょっとした工夫をして、眼を守りましょう。
  1. 長時間、画面とにらめっこせず、こまめに「まばたき」をしながらPC業務をする。
  2. 太陽の光が画面に反射すると眼がチカチカしまうので、カーテンブラインドで光をさえぎる。照明光を明るくしすぎないようにする。
  3. PCの画面角度や照度を調整する。画面を目線よりやや下になるよう位置を変える。画面のチラツキを抑えるフィルターをつる等々、PCの設置を工夫をする。
  4. 定期的に休憩を入れ眼を休める。休憩時に眼のマッサージをしたり、手のひらで眼を覆い眼を温めるだけでも、意外と痛みや疲労が緩和されます。
ご自宅でのケア
  1. 眼の「マッサージ」や「つぼ押し」で、眼精疲労を和らげましょう。
  2. 室内が乾燥しているとドライアイが悪化してしまいます。加湿器を使用するなど、「室内の保湿」を忘れないようにしましょう。
  3. 照明光を明るすぎないようにしたり、優しい色のインテリアにしたり、観葉植物を取り入れたり等々、「目に優しい環境づくり」をしましょう。
  4. 夜間は涙の分泌が昼間よりも少なくなるため、夜間作業は目に大きな負担がかかります。遅くまでパソコン作業をしたり、TVを見たりするのは控えたほうが無難でしょう。
湿布
まぶたに温湿布をすると、まぶたの緊張やこわばりが和らぎ、眼精疲労が緩和します。
  1. 鎮静・消炎作用のある「ジャーマンカモミール」か「ブルーマロー」のハーブを大さじ1杯、容器に入れ、200〜300mlのお湯を注ぎます。
  2. 15分ほどフタをして蒸らしたら、茶こしでこし、少し冷ましてから、コットンを浸します。
  3. コットンを軽く絞って、まぶたの上にのせ、ホットパックします。

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うつ・落ち込み

近年、軽いうつ状態の人が増えていると言われています。
人間ですので、誰でも「何となくやる気がおきない」、「気分がすぐれない」、「かったるい」、と感じることが時としてあるのは仕方ないことでしょう。しかし、このような気分が長期間続き、生活にも支障をきたすような場合は、単なる落ち込みではなく、「うつ病」を疑う余地もあるかもしれません。
また最近では、『仮面うつ病』といって、「心」はうつ状態にも関わらず、うつ病に特徴的な、悲しい気分や憂うつ感といった心理的な症状が表面化せず、めまい、頭痛、動悸など、身体的な症状が前面にでるだけのケースも増えています。これは本人がうつ状態であることを自覚しにくいのが難点です。
近年のうつ病の増加には、うつ病に対する一般認識が深まったことに加え、ビジネス社会における厳しい成果主義や、人間関係などを原因とするストレスが背景にあるとみられています。
うつ病に陥りやすいタイプとしては、

(1)まじめで、几帳面で完璧主義。
(2)かたくなで柔軟性にかけ、ひとつのことに執着する。
(3)考え方が悲観的で自己否定的。深読みをしやすい。
(4)他人の評価に敏感で、思っていることを口にできない。
などが挙げられています。症状が重症化すると自殺を考えるようになり、うつ病による自殺者も年々増加しています。
まずは早めのケアが必要でしょう。ここでは主に、うつ病の予防や、軽いうつ状態に対するセルフケアについて触れていきましょう。

心がけ
  1. 頑張りすぎず、ゆとりのある心をもつ
    何でも完璧を目指したり、頑張りすぎたりせず、ゆとりある心をもち、無理をしないよう心がけましょう。
  2. 否定な思考パターンや、短絡的な考え方を見直す
    うつ病を起しやすい人は、否定的で、頑固で融通が利かない、いわゆる柔軟性が欠けるタイプが多いと言われています。 うつ病の治療として、こうした思考パターンを変えていく認知療法や、自習帳なども出ていますので、気軽に利用してみるのも良いでしょう。
  3. リラックスの時間を意識的にもつ
    つい頑張りすぎてしまう人は、何も気にせず、自由を満喫する時間を意識的に作ってみましょう。
温泉に行ってリフレッシュする、エステにいって贅沢なリラクゼーションをする、都内のホテルに泊まって気ままに過ごす!など何でもよいので、頭と心をスッキリ切り替えられるような時間を、思い切ってつくってみましょう。明日へのモチベーションも高まるでしょう。
ティータイムに
  • 暗い気持ちが続き、ふさぎこんでしまった時に!
    「セントジョンズワート+レモンバーム」のブレンドティー:
    「セントジョンズワート」には神経鎮静作用があり、うつ病に効果的です。
    「レモンバーム」には気分を陽気にさせる効果があります。
  • ストレスや疲労で神経が消耗してしまった時に!
    「ラベンダー+レモンバーム+ローズマリー」のブレンティード:
    「ラベンダー」には、神経の緊張を和らげ、リラックス効果があります。
    「レモンバーム」と「ローズマリー」には、心と脳細胞を元気にさせる効果があります。

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自然療法

自然療法とは

人類は太古の昔より、身のまわりの植物を利用して、自らの病や傷を癒してきました。このように、自然界の力を利用して、人間が本来もつ自然治癒力に働きかける治療法を『自然療法』と呼んでいます。
植物療法、食事療法、タラソタラピー、アロマテラピー、鍼灸、漢方薬などの東洋医学など、世界各地で数多くの『自然療法』が存在しており、長い年月を経た今もなお、人々に親しまれています。

近代医学(西洋医学)と伝統医学(自然療法)
私たちの身のまわりには、大きく分けて「西洋医学」と「自然療法」の二つが存在します。
「自然療法」は既に述べたように、人間の自然治癒力に働きかけ、体全体のバランスを取り戻そうとする医学です。
一方、「西洋医学」は、普段私たちがケガや病気などをした時に診てもらう病院などで行われている療法で、薬や手術などで、病そのものを撃退する方法を取ります。西洋医学の歴史が100年ほどであるのに対し、自然療法は何千年の歴史をもつので、西洋医学は「近代医学」、自然療法は「伝統医学」とも呼ばれています。
この二つの医学「西洋医学(近代医学)」と「自然療法(伝統医学)」の特徴を、分かりやすく以下のように見ていきましょう。
  得意領域
西洋医学
(近代医学)
伝染病・感染症 医薬品、手術、放射線療法
自然療法
(伝統医学)
心身症・生活習慣病 植物療法、アロマテラピー、ホメオパシー、
リフレクソロジー、食事療法、漢方、鍼灸
西洋医学(近代医学)が急速に普及したのは、わずかこの100年ほどにも関わらず、その効力は大変目覚しく、私たちの生活を大きく変え、今や現代社会になくてはならないものになりました。
このような西洋医学の急速な普及によって、自然療法は影をひそめてきましたが、近年増加した「生活習慣病」や「心身症」などに対し、従来の西洋医学の方法論が大きな効果をもちえないことが次第に認識されると、それに対応できる療法として、人間の自然治癒力に働きかける自然療法が、再び注目されるようになりました。現代は、長い歴史の中で脈々と受け継がれた伝統医学の力が、再評価され、再び人々の生命と生活に関わる癒しの治療法として息を吹き返してきた時代とも言えるでしょう。
現在では、これらの自然療法を総称して、西洋医療の弱い面を補いそれに替わる医療という意味で「代替医療」と呼び、治療に有効に取り入れている医療現場もあります。近代医学が緊急性の高い治療に適しているのに対し、人間の自然治癒力を高める自然療法は、病気前段階での予防や、病後のアフターケア、リハビリテーションに適しているとも言えます。
近代医学と自然療法の長所と短所を使い分け、双方を必要に応じて併用して、治療の相乗効果を高めていくやり方は、今後ますます増えていくかもしれません。

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アロマテラピー
アロマテラピーとは
アロマテラピーは、「芳香療法」と訳され、植物から抽出した100%天然のエッセンシャルオイル使用して、リラクゼーションやリフレッシュなどの香りの効能を楽しんだり、身体や精神の不調の改善や、恒常性の維持・促進を図る自然療法です。アロマテラピーという言葉自体の歴史は比較的新しく、1928年にフランスの科学者ルネ・モーリス・ガットフォセが『芳香療法』という著書で用いたのが始まりです。もっとも、植物を利用した療法は古くから存在し、植物の力を利用して自然治癒力に働きかける植物療法は、古代より活用されています。
現在では、このアロマテラピーの効用に関する科学的な検証が進み、医療現場でも盛んに取り入れられてきています。伝染病や感染症の治癒を得意とする近代医学が、近年多くなった心身症や生活習慣病に対しては効力が弱いということが分かり、それに替わる療法のひとつとしても、アロマテラピーは注目されています。
なぜアロマテラピーは心身に効くの?〜アロマテラピーのメカニズム〜
ではなぜアロマテラピーには心身に様々な効用をもたらすのでしょうか。そのメカニズムを簡単にご説明いたします。
まず、鼻で香りを嗅ぐと、その吸った香りの芳香分子が、鼻の奥にある嗅上皮から嗅細胞へと伝わり、さらに情緒と深く結びついた大脳辺縁系に伝達されます。そして、この信号が、今度は記憶をつかさどる海馬や、視床下部、脳下垂体へと伝達されます。
脳下垂体は、1.自律神経系、2.ホルモン分泌系、3.免疫系、という3つの大きなシステムを統合する、生命体にとって非常に重要な機能を備えています。
この脳下垂体に香りのメッセージが伝達されると、1.自律神経系、2.ホルモン分泌系、3.免疫系の末端までそのメッセージが届き、体と心が活性化されバランスが調整されていきます。

アロマテラピーimg

このように、アロマの芳香は、脳下垂体に信号を送り、体全体を心とともに活性化させ、人間が本来もつ『自然治癒力』を高め、自己調整機能を活性化させます。そして、それが体全体の治癒へと向かっていくのです。
アロマテラピーの薬理作用
アロマテラピーは、植物から抽出された100%天然のエッセンシャルオイルを使用しますが、このエッセンシャルオイルのことを「精油」と言います。
この精油の中には、「鎮痛作用」「消炎作用」「殺菌・抗菌作用」など、薬理作用のある成分が含まれています。
例えば、ラベンダーの精油には「消炎作用」「抗菌作用」「鎮静作用」が、フェンネルの精油には「消化機能調整作用」「ホルモン分泌調整作用」などがあり、精油の種類によって薬理作用は様々です。
そもそも、アロマテラピーそのものの発端も、ルネ・モーリス・ガットフォセが、実験中に誤って手に火傷を負い、近くにあったラベンダーの抽出液に手を入れ治療に使ったところ、火傷が綺麗に直ったことから、植物の効能を実感し、精油の薬理作用の研究に尽力したのが始まりと言われています。
精油の薬理作用
グレープフルーツ 抗うつ作用、殺菌作用、利尿作用、精神高揚作用
ゼラニウム ホルモン分泌調整作用、緩和作用、防虫効果
ティートリー 免疫賦活作用、抗菌作用、鎮痛作用、消炎作用
ネロリ 鎮座作用、緩和作用、高揚作用、細胞修復作用
ペパーミント 消化機能調整作用、中枢神経系機能亢進作用、消炎作用、鎮座作用
ラベンダー 鎮静作用、鎮座作用、消炎作用、細胞修復作用、抗菌作用
ローズマリー 中枢神経系機能亢進作用、消化器系機能調整作用、血液循環促進作用

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アーユルヴェーダ
アーユルヴェーダとは
アーユルヴェーダは、5000年の歴史をもつインドの伝統医学で、チベット医学や、中国の医学、古代ギリシア、ペルシアの医学等にも大きな影響を与えたといわれています。
アーユルヴェーダという言葉は、サンスクリット語で「生命の科学」を意味し、「アーユス」は「生命」を、「ヴェーダ」は「科学、知識、真理」を指し、古代インドの聖者たちが「生命の真理」をひとつの体系にまとめたものです。その内容は独特な宇宙観、生命観をもち、病気や健康を生命全体から捉えたものになっています。
アーユルヴェーダの基本的な考え方
アーユルヴェーダの健康に対する考え方は、病気と闘っていくというスタンスではなく、心身のバランスや調和を整えて健康を維持増進させるというものです。診断の際には、人間の生命を、意識、心、体、環境など、あらゆる要素を含めた全体として捉え、これら全てのバランスが整った状態が「健康である」と考えます。人間の肉体のみと向き合う近代医学とは、基本的な視点が異なると言えるでしょう。治療も、病そのものを撃退するのではなく、体がどのようにバランスを崩しているのかを判断して、そのバランスを整えていくことに力が注がれます。
五大元素説
アーユルヴェーダでは、宇宙と人間を同じものと捉え、人間は自身の内側に小宇宙を包含していると考えます。 さらに、宇宙を構成する要素は、「地」「水」「火」「風」「空」の五大元素であると説き、小宇宙である人間の体も、この五大元素から構成されていると考えられています。その五大元素とは、下記のような構成になっています。
五大元素の性質
「地」 「安定、不動、硬い、変らない」という性質をもつ。
人間の体では、「骨、細胞、組織」などの身体組織にあたります。
「水」 「物と物を結合させ、同化させる」とういう性質をもつ。
人間の体では、「血液、リンパ液、体液」にあたります。
「火」 「物質の力を変える」という性質をもつ。
「消化」の工程は主に、この「火」の働きによって行われ、蛋白質をアミノ酸に変えたり、食物をエネルギーに変るのも、「火」の力によって行われるとされています。
「風」 「移動、物を動かす」という性質をもつ。
血液を流したり、食物を運んだりするエネルギーを指します。
「空」 物質と物質の間に存在する空間を指します。
3つのドーシャ・・・「ヴァータ」「ピッタ」「カファ」
アーユルヴェーダでは、人体には、大きく分けて「風」「火」「水」の3つのエネルギーが存在し、この3つのバランスが取れている状態が「健康」であり、アンバランスになると病気が起こってくると考えています。
「風」「火」「水」の3つのエネルギーは、それぞれ「ヴァータ」「ピッタ」「カファ」と総称されており、以下のように特徴づけられています。
- 五大元素の構成 性質と特徴
ヴァータ 「風」「空」 「軽い」「冷たい」「乾燥」という性質をもつ。
ヴァータが強い人は、痩せ型で、乾燥ぎみな体質などの特徴をもちます。
ピッタ 「火」「水」 「温かい」「鋭い」「軽い」という性質をもつ。
ピッタが強い人は、中肉中背で闘争的、リーダー型などの特徴をもちます。
カファ 「水」「土」 「冷たい」「重い」「油性」という性質をもつ。
カファが強い人は、ふっくらとして色が白く、体が丈夫などの特徴をもちます。
「ヴァータ」「ピッタ」「カファ」のエネルギーは生命体にとって必須なものであり、身体が健康であるためには、これらのバランスが上手く取れていることが大切ですが、これがアンバランスになると、体の不調や病気が起きると言われています。例えばヴァータが過剰になると、冷え性や乾燥肌になり、痩せやすくなります。またピッタが過剰になると、火のエネルギーの増加により皮膚が赤くなる炎症や、胃炎・胃潰瘍を招き、カファが増えると水、油性が増加し、だるさ、むくみ、肥満を招くなどと言われています。
毒素と排毒
最近、「デトックス(毒素排泄)」ブームですが、アーユルヴェーダでも「毒素排泄」を重視します。では「毒素」とは、正確に言うと一体何を指すのでしょうか。
人間は、生命活動の中で、食べ物を摂取し燃焼させるという新陳代謝を日々行っています。この燃焼で必ず生じるのが老廃物(未消化物)です。さらに現代では、食事の際に、農薬、添加物、重金属なども摂取してしまっており、それらを総合して、体に蓄積した残留物を、科学では「毒素」と名付けています。
アーユルヴェーダでは、この毒素のことを「アーマ」と呼んでいます。
毒素は、肺、皮膚、肝臓、大腸、腎臓などを通って体外へ排泄されますが、基本的に、私たちの生活では全ての毒素を完全に排泄することは出来ません。アーユルヴェーダでは、この毒素(アーマ)の蓄積が、体に支障を起させる原因になっていくと捉えています。アーユルヴェーダの治療では、この毒素(アーマ)を体外へ排泄することを大変重視しています。

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東洋医学
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ホメオパシー
ホメオパシーとは
ホメオパシーは、例えば、スギ花粉症の患者に、極微量のスギ花粉を投与すると、その症状が治るといったように、ある症状を引き起こす物質を摂取することで、同じ症状を改善させるという「同種医療」です。
ホメオパシーは、ドイツの医師サミュエル・ハーネマン(1755-1843年)が体系化した医学ですが、基本的な考え方は、すでに医学の父・ヒポクラテスにより確認されていました。ヒポクラテスは、すでに5世紀から、病気を治すには2つの方法があり「反対のものによる方法」と「似たものによる方法」があると述べています。つまり、病気と反対の症状をおこす薬と、病気と似た症状をおこす薬の両方が、病を治しえることを指摘しており、ホメオパシーの考え方は後者にあたります。
日本では、ホメオパシー自体の普及は欧米ほど進んでいませんが、ホメオパシーの理論と似たような同種医療的手法は民間医療の中に存在しています。例えば、熱がある時に、さらに体を温めて熱を下げるといったことなどが、それに該当すると言えるでしょう。
現在、ホメオパシーは、発祥のヨーロッパを中心に、北米、オーストラリア、南米、インドなどにも広まっており、医療保険の対象になっていたり、薬局で普通の薬といっしょにホメオパシーの薬が並ぶ国もあります。また、英国王室では19世紀からホメオパシーを認め、治療に使用しています。日本はこれらの国に比べたら普及が進んでいるとは言えませんが、近年、教育や講演会などの活動も活発化し始めています。
同種の法則
ホメオパシーを体系化したハーネマンが、この療法を発見したきっかけは、イギリスの薬物学の書物をドイツ語に訳している時でした。キナの皮を抽出したキニーネが、マラリアに効くという説明の中に、キニーネがマラリアに効くのは、その苦味による収斂作用によるものである、という記述に彼は疑問を感じました。収斂作用がある物質はキニーネ以外にも沢山あるのに、それらがマラリアに効いたという話を聞いたことがなかったからです。不思議に思ったハーネマンは、実際にキニーネを食べてみました。すると、不思議なことに、マラリアに有効なキニーネを食したことによって、なんと、マラリアと同じような症状を起してしまいました。
この経験によって、ハーネマンは、健康な人が食べた時にある症状がひき起こされた場合、同じものを、同じ症状をもつ患者に服用させると、その症状が改善されるという「同種の法則」を発見し、研究を重ねて体系化していきました。
ホリスティックな医学
ホメオパシーの治療には、「生命エネルギーの概念」と「全人格をとらえる」という特徴があり、これはアーユルヴェーダや中医学(中国医学)と共通しています。
「生命エネルギー」は、アーユルヴェーダでは「プラーナ」、中医学では「気」という概念に相当します。「プラーナ」や「気」は、生物の活動をコントロールし、バランスと調和をとるという、生命活動において大変重要な要素と捉えられており、これがバランスを崩すことで、病気が発症すると考えられています。これと同様にホメオパシーでも、病は「生命エネルギー」の歪みによって引き起こされると捉え、その歪みを改善すべく薬を施していきます。
また、もうひとつのホメオパシーの特徴は治療の際に局部的な症状だけでなく、患者の全てを把握して治療に当たるという治療方針です。診察の際に患者が語る話や言葉の中から、その人の症状以外の性格や心の状態、全身の症状など、患者の全てを把握し薬を施していきます。これはアーユルヴェーダや中医学とも共通する考え方で、ホメオパシーは非常にホリスティックな医学であると言えます。

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